最近読んだ本(まじ)

皇紀2679年4月13日

 駅で学生さんをよく見かけると思ったら、昨日今日とセンター試験だったんですね(ん)
 学生さんの国公立希望が増えたとか。昨今の景気がここでも影響してますねぇ~(しょぼ)
 ちなみに昨日の社会の試験問題を見てみたら・・・あら早速裁判員制度に関する問題が(びっくり)
 親子の会話形式での問題なのですが、「裁判に市民感覚・・・」という会話がある一方で、その制度に過半数の人が反対しているということは微塵も触れられていないこの偏った会話・・・(はず)
 学生さんにこんな問題を出してどうするのでしょうか?(まじ)・・・洗脳?啓蒙??(あれ)
 
 さて、最近仕事以外で2冊の本を読みました。・・・
 
 
 
 その本とは・・・

最近読んだ本二冊

最近読んだ本

 最近、環境問題でCO2削減の元凶に言われているレジ袋の削減→有料化ということに関して、何か腑に落ちない点があった時に「偽善エコロジー」(武田邦彦著)を古本屋(新刊を買わないところがエコロジー?(ひょえ))で見つけて読んでみました。(ん)
 

目から鱗が落ちました(びっくり)

 かいつまんで言いますと、

元々レジ袋というのは、石油資源で利用できない油成分(使い道のない成分)を今まで燃焼させていたものを、袋にすることにとって有効利用している最たる製品(17ページ)

というものでした。つまり、

燃焼させずに済んでいる=CO2削減に元々寄与している製品

ということらしいです。追放するとかえって石油消費量が増えるのだそうです。
 そういえば、昔話題になった『My箸』運動ですが、この件についても著者は、

意味がない

と言ってますね。元々箸は端材を使って作られているので、山の資源を有効利用しているのだそうです。
なので、
 

割り箸追放を推し進めるとかえって山が荒れる

と言いきってます。
 これもとても新鮮でした。(びっくり)
 他に、寿司や肉などの白トレイも、お店に行くと回収Boxが有って回収してますが、あれもこの著者に言わせると、

殆どはリサイクルされずに処分(燃やす)

 しているそうです。(176ページ)
ペットボトルのリサイクルも殆ど意味がなく今は、焼却施設の技術革新が進んで、燃やしてもダイオキシンは殆どでないそうです。
 あれほど騒いでましたダイオキシンも、人体にはほとんど害はないそうです。(92ページ)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 読んで、(゜ロ゜;)エェッ!?・・・・と思うことしばしば(まじ)
 今まで、「削減になるんだ」と万善に思っていたことが、ほとんどが無意味とは・・・(キ▼д▼;)トホホ・・
 そのほかにも、いろいろなことに言及しているのですが、興味のある方は読んでみてください(ん)
 ホント、知識として知っておいてそんはないと思います。(まじ)
 【この著者の言に関して賛否両論はあると思いますが、一つの情報として書かせていただきました(1/19)】


 もう一冊の『子供の貧困』(阿部 彩著)ですが、これも身につまされる衝撃的な事が書かれていました。
 貧困を『社会的に許容できない生活水準』として、その貧困(率)について・・・

(1)日本の貧困率は全世帯の15%で、米国に次いで高く、その中でも一人母親世帯(母子家庭)が特に貧困率が酷く、トルコに次いで60%近い

(2)にもかかわらず、政府のこうした家庭関連福祉支出のGDPに占める割合は0.75%と米国に次いで低い(OECD調査)

(3)また、貧困層の世帯は税や社会保険料も所得不相応な負担を強いられている

(4)子供の貧困は、『親の経済状態』に左右されており、親の経済的貧困が子供の学力に少なからず影響していて、その子の将来の夢や希望を削ぐ事態になりつつある。

 というものでした。
[貧困率は手取りの世帯所得の中央値の半分以下の所得しかない世帯の率(OECD)]
 ・・・・工工エエェェェ(゚Д゚)ェェェエエ工工・・・(びっくり)
 その結果、
 

このまま行くと活力のない社会がいずれやってくる

 とも・・・(びっくり)
 Σ( ̄Д ̄;) がーんっ!><
  かなりショックでした(うる)
 派遣切り云々で、今世間も騒いでいますが、ずっと前からこうした見えない福祉問題があったなんて思いも寄りませんでした。
 幸い私の所はそうならずに済みましたが、子供を持つ親としては子供たちが不幸になることだけは大人として防止しなければと、切に思いました(まじ)
 なので・・・・
 
 

給付金でもめてる場合ではないですねっ!!・・・(いかり) 

 
 【1/19 10:00 追記&訂正】